開催概要
開催日
2025年2月7日(金)〜2025年2月11日(火)
ひなもんまつりの歴史
江戸時代から米や石炭などを運ぶ回船業で栄えた阿知須地区。
耐火性がある瓦葺、漆喰の白壁の居蔵造りと呼ばれる住宅が今も残っています。このような昔の雰囲気が残る阿知須の街並みに合ったものとして、地区のPRと商店街の活性化を目的に考え出されたものが「阿知須のひなもん」です。日本の三大つるし飾りの一つ、柳川の「さげもん」の魅力に触れ、地元の主婦を中心に制作を始めました。
毎年2月に「ひなもんまつり」が開催され、阿知須の歴史情緒溢れる街を散策しながら、色鮮やかなひなもんを自由に鑑賞して楽しむことができる、阿知須の魅力の一つとして親しまれています。
- 平成3年ごろから、阿知須の主婦2人が、本を参考にちりめん細工を作り始める。
- ちりめん細工制作の参加者は1年で30人までに増え、全国の有名なつるし飾りを見学するようになる。
- 阿知須商工会が町おこしとして毎年2月に開催し、人気を博していた街角ぎゃらりーにおいて、平成13〜16年、眞重邸にて「さげもん」として展示。
- 阿知須の雰囲気に合うよう展示するため、多くの地元の人が協力、人気が定着し、平成7年(2005年)に第1回「阿知須のひなもんまつり」が開催される。
- 阿知須中学校、阿知須小学校でも教育に取り入れられている。
- 阿知須のひなもんは、個数や形式を決めることなく、統一感に気を付けながら自由にアレンジして制作し、ひなもんまつり等で展示している。会話を楽しみながらできる手仕事であり、生きがい、やりがいを感じながら、現在5〜6グループと個人の方が家庭でひなもん制作活動を行っている。